先日、後玉のコーティング割れをダメ元で鬼研磨したTakumar 58mm F2.4。
試し撮りしてきました。結果は×。ちゃんと写りませんね。
同じHeliarなレンズ構成の Heliar Classic 50mm F1.5も持って行って比較したのですが、比べる必要はなかったです。だって写らないんだもん。
一応、撮った写真とHeliar Classic 50mm F1.5との比較写真も載せます。
撮影場所は水掛不動さんでおなじみの法善寺横丁界隈。FUJIFILMのイメージングプラザに行った帰りに撮影しました。
では、さっそく写真を紹介します。
1枚目:法善寺横丁入口。F4。EVFでピーキングを使ってもピントの山がわからない…。
2枚目:横丁の路地裏。F2.8。ピントは自転車にあてたつもりだが…。
参考:Heliar Classic 50mm F1.5 F2.8で撮影。しっとりした感じは似ているが、しっかり自転車にピントが来ている(当たり前か)
3枚目:水掛不動さんを。F4.0。例の事件で不動さんの頭のコケは無く、申し訳ないですが禿げたバーコードおじさんの頭の様で残念な感じ…。
参考:Heliar Classic 50mm F1.5 F4.0。しっかり写っています。
4枚目:絞りF2.8。
参考:Heliar Classic 50mm F1.5 絞りF2.8。上の写真と同じ位置にピントを当てたが、切れが全然ちがう。
5枚目:絞りF2.8。おみくじにピント。前ボケがざわついていますね。おそらくレンズ面を研磨した影響だと思われます。
参考:Heliar Classic 50mm F1.5 絞りF2.8。前ボケも穏やか。
残りの写真はTakumar 58mm F2.4で。心斎橋とかご近所とか。
橋にピントを当てたんだけど、どこにもピントが無い。
最短。開放でとるとすごい形のボケが…。これも研磨の影響と思われる。
これぐらいのコントラストがある被写体でもピーキングが反応しないので、ピントを外してしまいます。
この写真はピントがしっかり来ているような。
コーティングが割れたままよりはマシですが、ソフト写りのためピントが合わせにくく積極的に撮りたくなる写りではないです…。残念ですが研磨失敗です
あきらめてもう一つ買うしかないですね…。