ふらりと寄ったキタムラのジャンク籠で発見。
OLYMPUSのキャップがついていたので、てっきりOLYMPUS FTL用のレンズかと思いましたが、あちらは旧フォントのスチールキャップ。コチラは現在のフォントのプラ。
キャップをとりはずし中を確認するとFUJINON 55mm F2.2でした。
とりあえず家に持って帰って動作確認(本来は買う前にするものだが)。
ヘリコイドが固くて全く動かず、レンズにはカビ。完全なジャンク。
しかたないのでばらしました。
ヘリコイドはエタノール+ドライヤーでなんとか回るようになったので
そこからようやく分解。なぜかヘリコイドからは家に全く持って帰っていない体操服みたいな匂いが。。。
グリス類をすべて入れ替えてスムーズにできましたが、プラの鏡胴にはたくさんのクラックが(一部は完全に割れている)。
ひびはヘリコイド用の金属をインサート部分など使用時に応力が発生している部分。
完全にソルベントクラックが発生しています。エタノールの前にすでに割れていたので
これ設計段階で樹脂の選択まちがっているんのでは。。。
どうしようもないので接着剤で補修して崩壊しないように処置。
レンズも分解しカビ、曇りのふき取り完了。(一部カビ跡がのこったが。。。)
ちゃんと動作するようになりました。
気を取り直して試写してみることにします。
分解してて気づいたのですが、このレンズEBCコーティングないんですね~