前から気になっていたINDUSTAR-50-2 50mm F3.5。理由は驚異的なサイズ。すごく小さい。今回は小さいことがわかるように、カメラに取り付けてレンズを撮影。カメラはまだ未整備のASAHI PENTAX KM。
Kマウントに1000円で購入したM42アダプタリングを突っ込みレンズを取り付けると、マウント面がほぼ露出。
もしや?と思いレンズを少し緩めて確認。
やっぱり。このマウント取り付け穴から、ミラーボックス内に光がもれていました。(フイルム室から確認済)
レンズをもう少し見ていきます。サイズはタムロンアダプトール2マウント用M42リアキャップと同等!
絞りリングはここ。ちょっとバリが立っていてなかなかの質感。今を騒がす国の母体、USSR製は伊達ではない。
FRキャップは珍しく純正がついていたんだけど、一部ニッパーで切り取った跡。これをしないとキャップが入らなかったのだろうか?
レンズ構成はテッサーコピーということで写り問題ないハズ。
早速バラ園に持ちこんでみた。
1枚目:絞り開放。F3.5と開放F値が暗いのであんまりボケない。
2枚目:絞り開放。空の色のりがすごい!
3枚目:最短、絞り開放。まともって素晴らしい!
コンパクトで写りもなかなかなんですが絞り値の確認と設定を変えるのがとにかくめんどくさい。
カメラを上から覗いても絞り値が確認できないので、わざわざカメラを持ちあげてレンズ正面から絞り値を確認する必要あり。さらにそこから設定をかえて、ピントを合わす流れ。しかし、ピントを合わせてから絞りを回すとピントリングも一緒に回ってしまうのでこれはNG。また絞りにクリックストップがついていないので、今どの絞り値かが手感ではわからない…。つかいづらい…
ということで他のレンズも持って行ったのでそちらばっかり使ってしまった。今度はデジタルでも撮ってみようと思います。