このBlogで丁寧に紹介されているのを見てから気になって気になって。。。。
状態がいいものは結構いい値段で売られていますが、某オークションをつかうことでようやく納得の値段で入手できました。しかしながらそのレンズは絞りを作動させると金属がすり合う鳴きのような音がしたり、ピントリングを回すとトルクムラがあったりとメカ部については難アリ品でした。
入手後、外観の清掃である程度見れる状態に。
これはラッキーでした。レンズの曇りはほとんどありません。
絞りを作動させると金属同士がこすれるキューっという音がします。
音は中の方からします。金属の摩耗が進むとガタが発生するので分解が必要
ということで分解。一応レンズも拭いて、チリも取り除きました。
問題の絞り部。結局、この写真の状態からさらに分解。絞りはね部と接触し回転する金属が周囲の金属と擦れ合うときに発生している音ということを突き止め、その部品に鉛筆の芯の粉を少しだけかけ、再組付け。鳴きは収まりました。
この後ヘリコイドグリスの入れ替えを行い、いったんくみ上げ。
Frキャップは手持ちの金属のものを準備。しかし本当のFrキャップは樹脂製のようです。
手持ちの金属キャップに内側のフェルトがすでにないので、黒色のテープで代用
ぴったり嵌るサイズに調整して完成!
これでようやく完成。古いレンズなので外観はそれなりの状態ですが、レンズは綺麗なので安価に手に入れられたのは良かったんじゃないかな。
明日は試写結果を記載します。