ストロボはポップアップしない状態ですが、基本ストロボを使うことが無いのでそのままの状態でフイルムをつめてみました。今回はすべてMFレンズを使用しています。AFレンズであれば使用感が変わるかもしれません。AFレンズ持っていないので。。。
フイルムをセットするとウィーンとモーターがフイルムを巻き上げる音がして液晶のフイルムカンターに1の表示。正常動作しているようです。では外に持ち出してみましょう。(使用フィルムはKodak Gold200)
いきなり悪条件からのスタート。早朝だったのでシャッタースピードが上がらず1/15ぐらいで撮影。カメラガ軽いので手振れが心配でしたが、大丈夫でした。
だいぶあかるくなってきました。天神橋から眺めているとちょうど艀を引いた船が通ったので一枚。
ビルの隙間から太陽が出てきました。ここから一気に明るくなります。
バラがちょうど見ごろ。露出補正を+1で。黒くつぶれず狙った感じに撮れていました。
これは露出補正なし。フイルムのネガの濃さは一定だったので露出計は問題なさそう。(本当はシャッタースピードを変えて撮るべきですが、フィルムがもったいないのでやりません)
水面のキラキラをいれて。
スクリーンはスプリットがあるわけでもなくデジタル一眼レフに近いタイプですが、明るい場所ではピントの山を掴みやすいです。一応フォーカスエイドの合焦音はなるけど、それだけではイマイチピントが来ていないことが多かったです。
小型軽量のカメラだったので手振れを心配しましたが、握りやすさからか失敗写真は皆無。MF単焦点との組み合わせはとても軽く、金属外装の機械式一眼レフでは絶対到達できない領域です。
操作感もFUJIFILMのミラーレスとほぼ同じ使い勝手。撮影時に操作感もしっかりあり当時人気だった理由が良くわかります。
唯一ケチをつけるとるするとフィルムを自動巻き上げする機能上、36枚撮りのフィルムで36枚しか撮れないこと。機械式であればあと1~2枚とれますからね(セコイ)
持病のミラーアップ故障の懸念はありますが、壊れるまでは使っていきたいと思える良いカメラでした。(壊れても部品交換できる技術を 早く手に入れなければ…)