先日、ほぼ同じスペックのTAMRON SP 35-80mm F2.8-3.8があるにもかかわらずTAMRON 35-70mm F3.5-4.5 09A を買ってしまいました。誘惑に負けた理由は330円というお値段。ジャンクとは言え安すぎますね。
レンズの状態は曇り、カビと定番不具合にプラスして表面汚れがすごい…。
ネットに分解情報が沢山あるので早速清掃してました。
まずは外観の汚れを落とします。ウエットティッシュ、綿棒、つまようじなどを使い清掃すると割と見れる状態になりました。
次はレンズの清掃。分解するにはここのリング状のカニ目ネジ(逆ネジ)を外す必要があるのですが、なかなか外れず一苦労。
ネットの情報を参考にジグを作りましたが、固く固着しており歯が立ちません。
結局、作業時鏡胴の傷つき防止のために巻いたテープをさらに厚く巻き付け、ピントリングをその上に乗り上げさせます(できるだけきつく、無理やり乗り上げるようにする)。その状態でピントリングを回すと外せました。
その後、ここのイモネジ4本を外すと前群を回して外すことができます。
がっつりカビていましたが、綺麗に清掃できました。
さらにその奥のレンズにカビがあったので外して清掃。
あとは外した同じ順序で組み立てて完成。
初期のタムロンアダプトールレンズはこの位置のTAMRONのと書かれているのが好きだったりします。
TAMRON ADAPTALLレンズ群のなかで評判の高いレンズの一つなので試写が楽しみです。